入職して1年目の看護師でも転職できるの?
転職したいけれどまだ1年だし・・・・今の職場に言いづらい。
このように悩んでいる新人看護師さんはたくさんいます。
結論、新人看護師さんでも転職することは全く問題ありません。
今の職場が自分に合わないと感じている方や新しい環境でスキルアップを目指したい方、ワークバランスを重視した働き方をしたい方は、前向きに転職を考えてみると良いでしょう。
人生は1度きり!
新人だからこそ、吸収力の高さが武器です!
新しい環境で成長しながら、スキルアップや知識の向上ができます。
ただし、やみくもに転職することは避けた方が良いですね。
せっかく気持ちを新たにスタートするのですから、後悔のない転職をしましょう。
この記事では、新人看護師さん向けにおすすめの看護師転職サイト5選をご紹介します。
転職は新しい自分を見つける大切な一歩。
あなたの条件に合った最適の転職サイト選びの参考にしていただければ幸いです。
この記事はプロモーションが含まれています。
新人看護師が退職したいと考える理由
看護師は、人々の健康や生命を守る重要な役割が求められる一方で、体力的、精神的に大きな負担を伴うことも少なくありません。
新人看護師がさん退職を考える背景には、それぞれ理由があります。
過酷な労働環境
看護師は、24時間体制での勤務や夜勤、残業があることが多いですよね。
1年目から、適切な人員配置や労働時間の調整がなされていない職場に配置されてしまうと、肉体的な疲れが積み重なり、精神的な負担も大きくなってしまいます。
特に新人看護師さんは、始業開始時間前に情報収集や、その日の仕事の事前準備など、前残業をしている方も多いでしょう。
加えて、通常の業務後や休みの日を使って、研修や委員会に参加しなければならない職場もあります。
このような過酷な労働環境がストレスとなり、退職を望む新人看護師もいるのです。
人間関係の問題
新人看護師さんは、人間関係で悩むことはが多いかもしれません。
プリセプターや先輩看護師の厳しい指導は、メンタルを保つことが難しいですよね。
熱心に指導をしてくれる先輩がいる一方で、いじわるな発言やいやみを言われたり、態度が冷たかったり、無視されるなどのハラスメントがあることも事実です。
適切な指導がされなかったり、聞きたいことが質問できない雰囲気は、心がどんどん苦しくなってしまいます。
このような心に傷を負わせるような人間関係が続けば、退職が頭をよぎることは当たり前でしょう。
プレッシャーが大きい
新人看護師さんが退職したいと思う背景には、多大なプレッシャーがあります。
新人といえど、患者さんから見れば1人の立派な看護師です。
人命を預かる重大な役割であるからこそ、1年目から大きなプレッシャーがのしかかってくることでしょう。
ある程度月日が経てば、1年目でも施設や病棟のリーダーを任せられます。
さらに、夜勤は少ない人数での勤務となるため、急変や急患があった時に迅速に対応をしなければなりませんよね。
このような常に緊張感がある職場では、精神的な疲労も大きいはず。
のしかかる負担の大きさに、退職を考える新人看護師さんも多いです。
新人看護師の転職は決して珍しくない
入職して間もない1年目だと、退職を切り出すことをためらうかもしれません。
しかし、1年目で退職する看護師さんは少なくありません。
下記のデータにある「2022年病院看護実態調査」では、新卒看護職員の離職率は、10.3%に増加しています。
出典:日本看護協会
新人看護師さんの10人に1人は退職しているという計算になりますよね。
新人看護師さんの退職は、決して珍しいケースではないことがわかります。
残念ながら、看護師の職場はストレスを感じやすいとされ、新人看護師さんは特に大きな負担を感じることが多いため、転職を視野に入れることが少なくありません。
その一方で、看護師は臨床経験を積むことで専門性が増す職業です。
そのため、短期間での転職は慎重に考える必要があることは事実です。
今起きている問題が、いずれ克服できる可能性があるのか、退職以外に解決できる方法がないのか考えてみましょう。
自身のキャリアと向き合い、ベストな選択をすることが大切でしょう。
こんな人は今すぐ退職を考えて!
上記でお伝えしたように、やみくもに退職してしまうことは避けるべきですが、今すぐに退職や転職を考えたほうが良い方もいます。
いじめやハラスメントを受けている
陰湿ないじめやパワハラ・セクハラを受けている新人看護師さんは、早急に辞めることを考えましょう。
無視をする・人前で大声で怒鳴る・人格を否定するなど精神的苦痛を受けながら、我慢して働くことは、あなたの心が辛くなるだけです。
また、「また怒られるのではないか」「嫌なことを言われるのではないか」と不安に思いながら仕事をしていると、集中して仕事ができずミスにつながる可能性もあります。
改善する見込みがない場合や、相談する相手がいない、相談を聞いてくれないような職場環境であれば、心を壊してしまう前に退職を考えましょう。
労働環境が悪い
業務過多により終わらない残業が毎日のように続く職場は、労働環境が悪いと言えます。
さらに、残業代が請求できず適切に支払われていなかったり、応募時と待遇が違ったりする場合は、ブラック企業の可能性があります。
無理な残業が続き、プライベートの時間が削られてしまうのは問題です。
自分自身の成長や健康を守るためには、他の職場を探す必要があるかもしれません。
あなたの価値を理解し、そしてその価値を正当に評価してくれる職場を求めてみるのも一つです。
看護師転職サイトの選び方
ここからは、転職サイトの選び方について詳しく解説いたします。
特に新人看護師さんにとって、転職は新たな働きやすい環境でスキルアップを目指す良い機会にしたいですよね。
せっかく転職するのですから、自分自身を磨き、自身の可能性を広げるチャンスです!
そんな看護師の転職をサポートするサイトが数多く存在しますが、その中から新人看護師さんに合った転職サイトを探しましょう。
転職サイトを選ぶ際のポイントの一つ目は、「情報量」です。
多くの求人情報を掲載しているサイトを選択することで、自分に合った職場を見つけやすくなります。
一方で、情報が多すぎて迷ってしまうこともあります。そこで、転職サイトの質を測るもう一つの視点が「求人の質」です。
自分の目指すキャリアに合った職場が掲載されているかどうかを確認しましょう。
その他、専任のアドバイザーの手厚いサポートや、いつでも相談できる環境、無料でセミナーを開催しているサイトなどを選ぶと、新人看護師さんに有利に転職活動ができると言えます。
自分に合った職場を見つけ、自身のスキルアップに繋げていきましょう。
新人看護師が転職するメリット
新人看護師として働き続けるか、転職を検討するか。その理由は人それぞれ存在しますが、転職することにより得られるメリットについて詳しく説明いたします。
まず、最も大きなメリットは「スキルアップ」です。
転職は、専門性を深めたり、新たな医療技術を身につけるチャンスになりますよね。
それぞれの病院やクリニックには専門性や特色があり、異なる環境での視点や経験は、成長やスキルアップに繋がります。
また、転職を通じて「悩みがなくなる」場合も多々あります。
新人看護師さんが直面する悩みは、勤務形態、人間関係、給与等、さまざまです。
転職を通じて、それらの悩みから解放され働きやすくなることが期待できます。
それぞれが納得のいく職場環境で、より磨かれたスキルと経験を身につけ、看護師としての役割を果たしていくことをお勧めします。
さらに、「給与UP」も期待できます。
職場を変えることで新たな給与交渉の場が用意され、スキルや経験を正当に評価される可能性が高まります。
ただし、金銭的な要素だけで職場選びをすると業務内容や人間関係に問題が生じる可能性もあるため、その点は注意が必要です。
以上のように、新人看護師が転職するメリットは様々ですが、考慮すべきポイントもあります。
それぞれの経験や目指すキャリア、求める条件により、最善の選択は異なります。
転職を考える際は、自分のキャリアや個人的な目標を見つめ直し、自己の利益だけでなく、患者さんへのサービスにどのように貢献できるのかを考慮することも重要ですね。
新人看護師が転職するデメリット
新人看護師が転職を考える際には、そのデメリットもじっくりと考える必要があります。
その理由は、転職により新たな問題に直面する可能性があるからです。
まず、早期退職は、「採用してもすぐに辞められてしまうのではないか」と思われてしまう可能性があります。
転職先の面接でつっこまれて聞かれるかもしれません。
したがって、新人看護師がすぐに転職を検討する前に、自己成長やスキルアップのために現職を続けることのメリットも考えてみることが大切です。
加えて、看護師としてのキャリアを積んでいく中で、経験の少なさがデメリットとなることもあるでしょう。
看護師は実務経験が非常に重要で、それが評価されることが多い職業です。
そのため、新人看護師であること自体がデメリットとなり、転職後の昇進や評価に影響をおよぼす可能性があります。
さらに、「転職先の選択肢が限られる」ことも考えなければなりません。
実際の求人を確認してみると、臨床経験3年以上を応募条件にしている病院やクリニックも実在しています。
その結果、自身の希望する職場や環境に限定され、適切な職場を見つけるのが難しくなる可能性があります。
これらのことから、新人看護師さんが転職を考える際には、そのデメリットも同時に考えるつもりで慎重な判断が求められると言えます。
新人看護師おすすめ転職サイト
1.看護roo!:サポートが手厚い
出典:看護roo!公式サイト
運営会社 | 株式会社クイック |
対応エリア | 全国 |
料金 | 無料 |
求人数 | 約5万件+非公開求人 |
対応施設 | 一般病院・大学病院・クリニック・訪問看護・保育園・学校・介護施設など |
対応雇用形態 | 常勤・パート・契約社員 |
公式サイト | 公式サイトはこちらから |
看護roo!は、株式会社クイックが運営する看護師専門の転職サイトです。
求人数は約5万件あり、非公開求人も豊富に取り扱っています。
さらに、経験豊富なキャリアパートナーが相談にのり、サポート力の高さも魅力。
第二新卒可の求人の取り扱いもあります。
履歴書の添削・病院ごとの面接対策や日程調整・病院への質問代行・入職日の調整など、はじめて転職する方にもおすすめの看護師転職サイトです。
2.レバウェル看護:求人数が豊富
出典:レバウェル看護公式サイト
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
対応エリア | 全国 |
料金 | 無料 |
求人数 | 10万件以上+非公開求人 |
対応施設 | 総合病院・一般病院・クリニック・訪問看護・保育園・健診センター・介護施設など |
対応雇用形態 | 常勤・日勤常勤・夜勤専従・非常勤・派遣など |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
レバウェル看護は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する看護師転職サイトです。
業界でもトップクラスの求人数を保有。
取り扱い求人数は10万件以上です。
病院やクリニック以外にも、訪問看護や検診センターなど、幅広い場所で活躍できる求人が豊富にあります。
3.ナースではたらこ:24時間相談受付
運営会社 | ディップ株式会社 |
対応エリア | 全国 |
料金 | 無料 |
求人数 | 約94,000件+非公開求人 |
対応施設 | 診療所、クリニック・介護施設・デイサービス・デイケア 訪問入浴・老健・老人ホーム・グループホーム・産業、企業・保育園、幼稚園など |
対応雇用形態 | 正社員・契約社員・非常勤・日勤のみ・夜間専従など |
公式サイト | 公式サイトははこちら |
大手人材派遣会社ディップ株式会社が運営しているナースではたらこ。
「バイトル」や「はたらこねっと」なども運営している上場企業です。
24時間電話受付をしている窓口があり、いつでも相談できる環境は、新人看護師さんの強い味方ですね。
また、ナースではたらこは「逆指名制度」を導入。
求人を出していない医療機関に利用者からアプローチができる制度で、担当者が指名先の医療機関へ求人や条件交渉をしてくれます。
4.MCナースネット:全国で無料セミナー開催
運営会社 | 株式会社 メディカル・コンシェルジュ (Medical Concierge Co.,Ltd.) |
対応エリア | 全国 |
料金 | 無料 |
求人数 | 約14,000件(非公開求人もあり) |
対応施設 | 病院・クリニック・介護施設・訪問看護・ツアーナース・夜勤専従・保育園・健診・コールセンター・イベントなど |
対応雇用形態 | 常勤・非常勤・派遣・委託など |
公式サイト | 公式サイトはこちらから |
MCナースネットは、株式会社 メディカル・コンシェルジュが運営する、医師が設立した看護師転職サイトです。
医療従事者に役立つ無料のセミナーを全国で開催しているところがMCナースネットの特徴。
採血などの看護技術研修や応援ナースや派遣ナース向けのセミナーなど多岐にわたります。
また、給与の先払いサービスがあるところも注目です。
給与の中から一定限度額内の必要な金額を、給与支給日より早く受け取ることができます。
急にお金が必要になってしまった時は、便利なサービスですよね。
5.ナースJJ:看護師応援プロジェクト実施中
出典:ナースJJ公式サイト
運営会社 | 株式会社JJメディケアキャリア |
対応エリア | 全国 |
料金 | 無料 |
求人数 | 約33,000件+非公開 |
対応施設 | 病院・医院・クリニック・介護施設・訪問看護・検診施設・訪問入浴・障害者施設など |
対応雇用形態 | 常勤・非常勤・派遣・単発など |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
ナースJJは、医療機関が直接応募している求人やハローワークの求人も掲載されており、情報量が多いことで評判です。
GPSを使った「現在地から探す」機能や、地名を入力して「住所から探す」機能など、検索機能も充実。
転職後、レポートなどを提供することにより報酬を得ることができる看護師応援プロジェクトを実施しています。
新人看護師が転職を成功させるコツ
新人看護師さんが転職をするためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
そこで、新人看護師さんが転職を成功させるためのコツをご紹介します。
1.退職のタイミング
退職のタイミングで、もっともおすすめのタイミングは、ボーナス支給後です。
今後の転職活動を考えると、経済的な安定を保つためにも、ボーナスは大きな助けとなります。
その上で新たな職場を探して移ることで、無理なく転職活動を進めることが可能です。
ただし、退職する職員には減額するという企業もあります。
退職を申し出る前に、就業規則を確認しておきましょう。
2.第二新卒枠で応募する
第二新卒とは、学校卒業後すぐに就職したものの、何らかの事情によって短期間(一般的には3年以内)で退職した人を指します。
新人看護師さんは、第二新卒採用枠から応募すると、転職がスムーズです。
企業によっては、柔軟に対応でき、新しい環境にすぐ馴染むことができる第二新卒の方を積極的に募集しているところもあります。
社会人としての経験を1度している分、実務にすんなりと入ることができます。
そのため、即戦力として活躍できると期待でき、採用している企業が多いようです。
3.病院以外にも目を向ける
新しい可能性として病院以外にも目を向けることを考えてみると良いでしょう。
例えば、クリニック、訪問看護、企業や学校の保健室など、看護師の技術を活かせる職場は多岐にわたります。
多くの選択肢を広げることで、自身に合った働き方が見つかる可能性も広がります。
4.余裕を持って転職活動を
転職活動は早めに動くことも大事です。
余裕を持ったスケジュールで準備を進めることで、スムーズに転職先を見つけやすく、適切な時期に退職手続きも行うことができます。
焦らず、慌てずに進めるましょう。
以上のポイントを押さえれば、新人看護師さんも転職を成功させることができます。
あなたのキャリアとライフスタイルに合った働き方を見つけて、充実した看護師生活を送りましょう。